「NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜」雑感

実はまだパシフィックを全部見終えていない。買ってからもう一ヶ月近く経とうとしてるのに。言い訳をするならばこの時の増田くんのビジュアルが最強すぎて画面を直視できないからだ。眩しい、眩しすぎるよ増田くん。再生しては止め、巻き戻し、再生しては止める。その繰り返しだ。映し出される増田くんはどの瞬間も全て最高にキュート。増田くん天使。天国はここにあったんだね。

頼んでおいた美しい恋にするよも届いた。こちらは全部見終わったので感想、というか雑感を書き残しておく。高画質で見たいがために悩みに悩んでブルーレイプレイヤーも一緒に買ってしまった。初ブルーレイ。増田くんのためにブルーレイデビュー。届いたその日、ウキウキしながらディスクを再生して開始5秒で画質の良さに驚愕。ブルーレイしゅごい…毛穴まで見えるよぉ…。もしかしたら鼻毛とか見えるんじゃないの?と思いアップになる度に凝視したが、当然ながらアイドルである彼らにそんなものは見当たらないのであった。

その代わりあったのは、眩しい笑顔と輝く汗と美しい涙だった。会場である秩父宮ラグビー場の上空には晴天が広がっていた。風が吹き、雲が流れて行く。映し出された光景には一秒だって同じ瞬間はなかった。青く澄んだ高い空にやがてグラデーションがかかり、雲間が黄金色に染まる瞬間は息を飲むほど美しかったし、夜になり暗闇に包まれた空からジオラマのように映された会場は、沢山の宝石が詰まった宝箱のようだった。お城から出てきた4人の王子様たちは魔法をかけた。決して解けない魔法だ。きっとわたしもその魔法にかかってしまった。

 

冒頭のチャンカパーナからの流れはさすがジャニーズ。真っ白な衣装に身を包んだ彼らがNEWSニッポンを歌いながら空を飛ぶところなんて、素晴らしいアイドル像すぎてとにかく胸が躍る。画面の向こうからはドキドキとかワクワクとか、そういう心が逸る空気が伝わってきて、ただ画面を見つめているだけのわたしも一緒にテンションが上がってしまうから不思議だ。そんな流れで大好きな「BEACH ANGEL」が流れ出したらアドレナリンぶっしゃーーーーですよ。夏の野外にぴったりだ。いいねぇ、テンション上がるねぇ。心の中でおしぼり回しながら見ていた。見ていたんですけど。言っていいですか。

 

 

 

 

シゲアキさんかっこよすぎじゃない?????

 

 

あれ?え?え?え?待って、一旦待とう?????あれ?シゲちゃんこんなにかっこいいなんて聞いてないよ!!!!

増田くんを追うわたしの目に入ったシゲアキさんの姿。濡れた白いシャツを張り付かせ、艶めいた黒髪から水滴を滴せながら歌い踊るシゲアキさんは一寸の狂いもなく美しい人だった。そうだね!シゲアキさん王子様だったね!あーうん知ってた知ってた!!とっさに心の中で言い訳をした。増田くんに気を取られすぎて完璧に油断をしていた。昔ジャニヲタだったとき、あんなにもシゲちゃんが好きだったのになぜ忘れていたんだろう。シゲアキさんはかっこいいし、かつてわたしは本気でシゲアキさんのことを王子様だと思っていたじゃないか。増田くんとシゲちゃんが一緒に画面に映った瞬間なんてどこを見ればいいのか分からなくなった。人間の目は二つあるのに、どうして一つのところしか見れないんだろう。右目と左目で別々のものを追えたらいいのに。体の構造を呪った。呪ってもどうにもならないので巻き戻して何回も見た。何回見てもやっぱりシゲアキさんがイケメンすぎてひれ伏したい気分になった。

LET’S GO TO THE PLANETではあまりのキュートさに途中で一度再生を止めた。前半部分はLET'S GO TO THE PLANETから紅い花までの流れがすごく好きだ。可愛さもかっこよさもセクシーさも、4人の魅力が存分に詰め込まれている。お腹いっぱい。「愛はシンプルなカレーライス」の演出がツボすぎる。可愛い。きっと4人だから出来た演出だろうなぁと思いながら見ていました。

増田くんのソロがパーティーピーポー的な曲で驚いたが、なんだかとってもかっこいい。何ていうんだこういうの、クラブで流れてそうな曲。衣装とかもちょっとK-POPぽい。サングラスに反射するライトが綺麗だ。増田くんは一見足元が重たそうに見えるのに実はとても踊れるんだからはぁ~~~すごいよね~かっこいいよね~~~。もう増田くんなら何でもいいんじゃないかと突っ込まれそうだが、その通りなので反論できない。増田くんは何をしてもかっこいいし可愛い。それは事実だ。

 

このコンサートを見てやっと「今のNEWSはこの4人なんだ」と実感することができた気がする。山下さんと錦戸さんが脱退したとき、ニュースやネットで脱退の記事を見てもへ~そうなんだ~としか思っていなかったし、残った四人がどうなるのかなんて考えたこともなかった。「NEWSがなくなるかもしれない」なんて窮地に追い込まれていたことさえ知らなかった。このコンサートが行われていた頃、わたしは完璧にただの外野だった。メンバーやファンの方たちがどんな思いでこのコンサートの日を迎えたのかも知らない。けれど、映像を見ているうちに気が付けば何故か涙が流れていた。4人だったから作り上げることのできたステージと、4人を待ち続けた沢山の人の思いが余すところなくぎゅっと詰め込まれた映像は、何度だって繰り返し見たくなるような素敵な力に溢れている。こんなもの見せられたら好きになって当たり前だ。ずるい。辛いことが沢山あったからこそ、彼らはあったかくて柔らかくてやさしい魅力を持っているように思った。NEWSっていいな。素敵なグループだ。思ったことや感じたことは山ほどあるのに、語彙が少ないせいでうまく言い表せないのがもどかしい。とにかく見てほしい。見れば分かる。そしてきっと見終わった頃には彼らのことをすごく好きになっている。そういう魔法がかけられているのだ。

シゲちゃん
「こういうところで泣くのは好きじゃない」と言いながら、他の誰よりも泣いていた人。この日一番涙を流していた彼は、けれど誰よりも大声で笑って体中で楽しいと叫んでいた。泣ける場所があることや辛いことや悲しいことを分かち合える仲間がいるって素晴らしいことだと思ったし、そういう場所があるからこそ彼は強いんだと思った。わたしは昔シゲちゃんが好きだったと書きましたが、その頃よりももっともっと魅力的になってて本当にびっくりした。きっとメンバーのおかげなんだろうな。見る前と後で一番印象が変わった。シゲちゃんについては別枠で語りたいぐらい書きたいことがありすぎる。

手越くん
一番小さな体の中に、一体どれだけのものが詰め込まれているのだろう。少年のように屈託の無い笑顔を見せたかと思えば、次の瞬間には鋭い眼光で挑発するようにカメラを見据える。一人の人間の中に、こんなに絶妙に少年と大人の間で揺れているようなアンバランスさを持っている人はじめて見た。それでも最後にあんな花が咲いたような笑顔で「みんな俺らの恋人だから浮気すんなよ」なんて言っちゃうんだからそりゃみんな手越くんにメロメロになるわと思った。最高にアイドルしている人だ。涙を堪えて輝く瞳が誰より美しかった。

小山くん
前を歩いて引っ張っていくんじゃなくて、みんなと横並びで左右確認しながら歩幅を合わせて歩いていく人。小山くんの言葉はいつだって優しくてあたたかくて、まるで真綿のようだ。それでいて真っ直ぐに人の心打つ。小山くんの言葉はきっと沢山の人を救ったんだろうなと思った。何が正解で何が間違いなのかはきっと誰にも分からないだろうけど、色んなものを背負っていたであろう彼がこの日見付けた答えが、彼にとって幸せなものであれば良いと願わずにいられなかった。

増田くん
増田くんを見る度に「笑顔は武器になる」という言葉を思い出す。増田くんの笑った顔が好きだ。大きな口から溢れ出る歌声が好きだ。滑らかでまるで全てを包んでしまうようなそれは、日暈のように丸くてまぶしくて美しいなと思う。「share」で思わず声を詰まらせて歌えなくなってしまうシーンは心に迫るものがあった。止める術がなかったかのように彼の目から零れ落ちた涙は、だからこそどんな言葉よりも意味を持っていたんだろうなと思う。

 

まとめ
こんなに素敵なコンサートが見れる世界に生まれてよかった。神様ありがとう。